コース紹介・教育内容

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教科指導

生徒と向き合いながら、
基礎的な学力と自ら問題を解決できる力を育てます。

横浜学園は一人ひとりの個性を大切にしながら基礎基本を徹底して学び直し、きめ細かい学習指導を展開します。
また、タブレットなどの学習教材を有効活用し、分かりやすく魅力のある授業を行いながら、自立した学習習慣を定着させられるよう、丁寧にサポートします。

国語科

教科キーワード:土台

国語の授業では、文章を書く機会を多く設けています。
本校では多くの生徒が進路活動で作文に取り組みますが、自分のことをよく知らない人に自分の考えを伝えることは意外と難しいものです。そのため、国語の授業では、①漢字の読みや言葉の意味を調べながら文章を読む、②読んだ文章を100〜200字で要約する、③読んだ文章に関連するテーマに沿って、自分の考えを文章にまとめるという流れを基本として授業を展開しています。

実践例

漢字の読みや言葉の意味を調べながら読んだ後に、登場人物の言動に注目しながら各段落の展開を箇条書きにします。その後、箇条書きをもとに100字程度で要約します。そして、小説や物語を読み終わった後にその続きを考え、100字程度でまとめます。
各段落の展開や小説などの続きをまとめるときは、タブレットを使って考えを共有します。
苦手な部分を互いに補うことが容易になり、より意欲的に学習する様子が見られるようになりました。

地歴公民科

教科キーワード:
自覚 〜未来を担う大切な存在〜

本校の地歴公民科としての使命は、生徒に「自覚」を促すことです。そのために、「社会と関わりのある授業づくり」を核としています。日本や世界にある問題は決して他人事ではありません。
一人ひとりの言動が現在はもちろんのこと、未来を創ることにつながります。各科目の特性を活かし、生徒が世の中のことを知り自分の事として考え、行動できるよう支援していきます。

実践例

社会と関わりのある授業づくりの一環として、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の観点から各分野を学ぶ授業を展開しています。
地理分野では、防災について地形の成り立ちから要因や対策を考え、歴史分野では、国や人の不平等を、産業革命やフランス革命を多角的に見て考えました。
公民分野では、18歳成人を念頭に、市民的公共圏とは何かを学び、公害などの諸課題を通じ、自分以外の他者の意見を踏まえつつ、自分が何をすべきかを考えました。

数学科

教科キーワード:解決

数学は「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「学びに向かう力」を育成することが目標です。
本校の授業では答えだけに焦点を当てず、「得た知識」を「どのように」活用するかという、問題解決の流れ(過程)を大切にしています。特に授業では答えが間違っていたときこそチャンスと捉え、「どこが」間違っていたのかを自身で判断できるよう指導しています。

実践例

問題解決の流れをしっかり意識しながら学習していけるよう、問題1つに対しても、まるで一段ずつ階段を上がるように、細かなステップに分けた説明を心掛けています。
また、答えを正しく導く過程には基礎的な計算力も必要となります。1年次では「数学Ⅰ」で高校数学を学びながら、「ベーシック数学」という科目で中学校までに学んだ計算のルールを総復習します。高校での学習と学び直しを同時に行うことで、安心して学びに向かえる工夫を行っています。

理科

教科キーワード:生活

近年、「理科離れ」という言葉を聞く機会が多くあります。生徒の様子を見ても、理科に対して難しい教科、と苦手意識を持っているように感じます。
そこで「生活」というビジョンを掲げ、理科の知識や実験データを基に、理科と日常生活が密接に関係していることを理解できる授業に取り組んでいます。

実践例

1年次で学ぶ「化学基礎」という授業では、「皆さんは名前順に座っているけれど、周期表は何の順番で並んでいるのか考えてみよう」と、イメージがしやすい題材を例えに挙げ、生徒が取り組みやすい工夫をしています。
また、「理数探究基礎」という授業では、正しい観察、測定方法などの基礎的なスキルを身に付けることはもちろん、結果を予測する、結果のデータを解析する、考察をするなどの統合的なスキルを身に付けることを目標としています。そのために、タブレットで撮影した実験結果を用いて実験ポスターを作成し、クラスメイトへ向けた発表を行っています。

英語科

教科キーワード:To the next phase

リスニング、スピーキング、ライティング、リーディングの4技能習得を目指しています。また、学んだ知識を運用して自らの考えを発信できるように、英語によるプレゼンテーションなどを行う授業を通して、生徒個々の英語運用能力を「次の段階へ」引き上げていきます。

実践例

タブレットを活用して視覚と聴覚に働きかける実践的な英語力の育成を図っています。例えば、楽しみながら反射的な英語の活用を行える英語学習アプリケーションを生徒全員の端末にインストールして、授業の冒頭に取り組んでいます。また、対面またはタブレット上でペアワークやグループワークを行い、主体的かつ自律的に意思疎通をはかる姿勢を養っています。